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CAD(キャド)

セルコン アイ  CAD(computer aided desin)とは、コンピューター支援による計測、設計することです。CADという言葉をインターネットで調べてみると分かるのですが、機械や建築などの分野で広く知られている技術です。むしろ歯科治療でCADなのと、思われる人の方が多いのではないかと思います。
 歯科治療でのCADについて説明します。まず、デンツプライ社のサテライトシステム(左の上の写真)の「セルコン アイ」を使って、歯の模型を計測していきます。 セルコン アート 読み込むのは被せ物の歯、ブリッチの様に何本かある場合はそれぞれ1本ずつセルコン アイで読み込ませます。 歯の計測が済むとセルコン アート(左の下の写真)でジルコニアフレームをコンピューター上でデザインしていきます。

CAD(キャド)を具体的に説明します

 下の写真はセルコン アイの画面の拡大写真です。読み込ませたい物を中心点に置きます。その際左下の基準点が、必ず画面上にないといけません。今回は矢印で示した歯右上1番と3番でブリッチを作る場合の手順で説明します。eye1 eye2 eye3 eye4
 まず、上の写真左から右上1番を読み込ませます。真ん中の写真は右上2番、ちょうど歯の無い部分を読み込ませます。ブリッチを作る場合歯の無い部分をポンティクと言います。その部分は歯ぐきとポンティクが接するので、歯肉の形を読み込ませる必要があります。左の写真は右上3番を読み込ませています。これで歯の部分の情報を読み込ませたことになります。


 ここまでの操作では、被せ物の歯と歯ぐきの情報読み取らせました。ジルコニアフレームを作るには、ここまでの情報で十分作製できます。ここから先は必要というよりは、私のこだわりのための作業になります。こだわる理由は別ページで御説明します。


eye5 eye6  今度は被せ物の両隣の歯の情報を読み込ませます。両隣の歯のことを歯科では隣在歯と呼びます。



eye7 eye8 eye9
 そして今度はバイトを読み込ませます。バイトとはかみ合わせのことで、歯は普通上の歯と下の歯でかみ合いますが、この状態を記録した物です。このバイトを読み込ませる作業はこの場合、上の歯を治すので下の歯との距離、厚みを計測する事と言い直すと分かっていただけるでしょうか。
 3本のブリッチを作るのに、8回の読み込みが必要です。ポンティク部分の歯ぐきの形が複雑だと、念のため何回か余計に計測することもあります。1回の計測は計ったことはないですが、40秒ぐらいで済みます。

CAD(キャド)の実際の画像をご覧下さい。

 完全手作りのホームページなので、動画を上手くご覧頂けているか正直自信がありません。再度ご覧いただく場合、画面をダブルクリックしてください。それでも駄目な場合は申し訳ありません。
 動画の様に、読み込ませる歯の模型にレーザー光線が当たり計測してくれます。1本1本別々に読み込みますが、最後にセルコンアートにはひとまとめの3Dの立体画像になって表示されます。

CAD映像

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