穿孔機とダウエルピン
左にある機械は穿孔機といいます。これは模型にダウエルピンを立てるために模型に穴を開ける機械です。模型を取り出したら模型の底の部分をトリマーといる機械で平に整えます。平に整えた部分に穴を開けることにより、穴はいくつ開けても平行になります。この平行に開けられることは後である利点を生みます。
上の写真で左は模型に穴を開けた所です。そして右は模型にダウエルピンを立てた所です。右の写真の下にあるのが、支台歯(被せ物の歯のことを指します)に付けるダウエルピンです。このダウエルピンは2本のタイプで、ピンとそれを受ける2つのパーツで出来ています(日本刀の刀と鞘の様に出来ています)。ピンが2本あることは支台歯が回転しなくなります。この回転しないということはブリッチを作製する上では誤差を抑える働きがあり、技工を行う上でとても大切です。