顎関節症とはいったいいかなる病気なのでしょうか
顎関節症は顎関節+症ですが、この症はどういう意味を持つのでしょうか。まず、症とつくものは他にも熱中症、感染症、心身症等色々あります。熱中症は夏によく聞きますが、暑い場所に長時間いると起こります。次に感染症は細菌が体内に侵入すると感染症と呼ばれます。過度のストレスが続くと心身症になることがあります。
症とは人間の身体が何か特殊な状態に置かれると、体に生じる異変を指しているようです。少しくどいかも知れまえんが、
熱中症だと、暑い所に長時間いると熱中症になる。
感染症は、細菌が体内に侵入すると感染症になる。
心身症は、過度のストレスが続くと心身症になる。
顎関節症は、「***********」と顎関節症になる。
「」の中には一体何が入るのでしょう。歯科医師の大部分がおそらく噛み合わせと答えると思います。それでは矯正をすれば顎関節症は治るのでしょうか、きっと治る人も多いと思います。しかし、逆に矯正をしたから顎の調子が悪くなった人もいるのは事実です。勘違いされると困りますので付け加えますが、私は矯正を否定する気は毛頭ありません。
それでは「」に何が入るのかは、顎関節の複雑な構造、複雑な運動に触れない訳にはいきません。その為、結論は先延ばしにして、次に顎関節について触れていきたいと思います。