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顎の大きさと歯の大きさ

 まずは抜歯(ばっし)についての説明です。抜歯は歯を抜く事を言います。また非抜歯(ひばっし)は歯を抜かない事を言います。矯正治療をする場合、多くの方は歯の大きさに対して、顎の大きさが小さい事が原因となります。これとは逆に歯の大きさのほうが小さい方もいらっしゃいます。そういう方はすきっ歯と呼ばれています。ここでは顎の大きさが小さい場合について説明していきます。
 言葉で説明すると分かりにくいので、少し例え話として数字を使って説明しましょう。顎の大きさを100としますと、歯の大きさが100以上なら歯並びが悪くなるのです。例えば歯の大きさが140なら、40隙間がないので歯並びが悪くなります。ここで100の顎に140の歯をどう並べるのかが、矯正治療と言う事になります。

矯正治療で2つの選択肢

 ここで2つの方法に大きく別れます。1つは「40隙間がないなら歯を40減らせばよい。」という治療の仕方です。これは歯を抜くことで帳尻を合わそうという考えになります。もう1つは「顎が40少ないなら顎の大きさを40増やせば良い。」という治療方法です。この方法は歯を抜きませんので、あえて非抜歯矯正とも言われています。
 どちらが良い方法なのかは正直学会で大論争が起きるぐらいの内容なのではっきりと断言することはさし控えます。しかしあくまで私見をお話していきます。歯並びが悪くなる原因を「顎の成長が上手くいかなかったから」と考える事に、異論を唱える歯科医師はいないと思います。それならば歯を抜かないで顎を大きくする方法が適切だと私は考えています。

抜歯をして行う矯正治療の利点

 今度は2つの方法の利点欠点を考えてみます。まず抜歯をした場合はどうでしょう。利点は非抜歯より簡単に済むことでしょう。余計な手間をかけない分時間も手間もかからないことです。矯正装置を入れている時間が短くて済むことは、矯正をする側から考えれば魅力的でしょう。

抜歯をして行う矯正治療の欠点

 まず第1に挙げられる欠点は、ご自分の歯を抜かなければならないことです。通常4本の歯を抜きます。(上額2本、下顎2本)おそらく前から数えて4番目か5番目の小臼歯と呼ばれている歯を抜くことになります。
  2つ目の欠点は顎が小さいままであることです。顎が小さい事で起きる不都合はいくつか有ります。最初に例え話でお話した、顎が100で歯が140の場合の話をここでまた使わせてもらいます。歯の大きさが、2本で40なら問題が有りません。しかし、実は2本で大きさが50だったらどうでしょう。140−50ですから、歯の大きさが90になってしまいます。するとただでさえ小さい顎にもっと小さい歯並びをそろえる事になってしまいます。
 小さい顎は本来成長するはずの顎の大きさに対して当然小さいわけですから、並べてみると顎が小さい分、無理をして並べる可能性があります。また、歯科医師でも忘れがちになる舌について少々難が生じます。顎が小さいままだと、人により舌癖に近い症状が出ます。触れたくなくても舌が歯に当たる可能性が必然的に高くなります。
 3つ目の欠点は歯の数が減ることにより、歯にかかる力が増すことです。本来正常な方は上下合計28本歯があります。(親知らず、8番は除いています)この状態に比べ、上下で4本歯を抜くと合計24本になります。単純計算ですが、24÷28×100=85.7%ですから、噛む効率は14.3%減ることになります。
 物を噛む場合普通は奥歯で噛むことが多いです。その際、ご自分の体重ぐらいの力が奥歯にはかかります。奥歯は通常上8本、下8本です。抜歯をするとそれが上6本下6本になるわけです。体重が60Kgの人の場合奥歯にかかる負担を考えると、通常は60÷8=7.5Kg、抜歯をした場合60÷6=10Kgとなり、1本あたり2.5Kg増加します(33%増加)。さらにこの計算は右と左の両方で食べている計算です。多くの人は食べやすい方が有り、右か左の片側で食べている方も多く、そういう場合はこの負担はほぼ倍増することになるわけです。この1本あたりの負担増が歯の寿命に影響があるのではないかと心配になります。

非抜歯矯正の利点と欠点

 それでは非抜歯矯正の方はどうでしょう。利点としてまずあげられるのは、当然この治療方法の大前提である歯を抜かないことです。それにより、抜歯して行う矯正の欠点は非抜歯矯正ではなくなり、その分が長所になると言えます。
 欠点は歯を抜く方法に比べ手間がかかることでしょう。何故なら、歯を動かすだけでなく顎の成長をさせる必要が有るためその分時間がどうしてもかかります。

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