デンツプライ社のサテライトシステムの「セルコン アイ」です。この機械はかぶせ物を作るとき、患者様の歯を削ります、それを歯科では形成といいます。形成したらその歯の型を取ります、それを印象といいます。その印象を元に石膏という物で患者様のお口とそっくりな型を作ります、それを模型といいます。
模型をこのセルコン アイにセットしてスタートすると、この機械が模型の型をレーザー光を使って正確に計測します。CAD(computer aided desin)コンピューター支援による計測、設計。CADの役割の計測をする機械です。
デンツプライ社のサテライトシステムの「セルコン アート」です。セルコン アイで説明した、CADの役割の設計をする機械です。設計と一言で片付けるにはいかないとても大事な所です。この機械を使ってジルコニアフレーム(かぶせ物の裏打ちになる部分)を設計していきます。
デンツプライ社のサテライトシステムの「セルコン ブレイン」です。写真では分からないと思いますが、非常に大きく重たい機械です。ジルコニアはCAD/CAMシステムで作られますが、このセルコン ブレインはCAMの役割をします。(CAM:Commputer aided manufacturing):コンピューター支援によるマテリアルの削合。)セルコンアイで読み取り、セルコンアートで設計しそしてセルコンブレインでジルコニアのフレームを削り出します。
山本歯科医院で新しく購入したデンツプライ社のサテライトシステムの「セルコン ヒートプラス」です。セルコンヒートの後継機種であり、従来のセルコン、ジルコニアセラミックに加え、セルコンhtと言う新型のジルコニアセラミックに対応しています。セルコンhtはセルコンz冠とも読んでいます。z冠は従来のセルコンより硬く強度は1200Mpaあります。より硬くするために焼く温度が高温になり焼成温度も1350度から1500度へと上昇しました。写真の左側は閉じた所で右側は開いたところになります。
デンツプライ社のサテライトシステムの「セルコン ヒート」です。セルコンブレインで削りだしたマテリアルは非常に柔らかいです。それをこのセルコン ヒートで1350度の高温で7時間焼成します。すると柔らかかったマテリアルが、900Mpaの強度に変化します。
セルコンヒートで硬くなったジルコニアフレームにポーセレンを築盛(ポーセレンを盛っていく方法)あるいはプレステクニックするための機械です。
この機械で目に見える部分を仕上げていきます。
NTプレスで行う、プレステクニックの際にこの機械も使います。