歯周病は歯槽膿漏とも言われています。歯を支える土台が細菌の感染により悪くなる病気です。原因は大きく分けて三つの要因があります。一番目の要因としまして、細菌感染があります。歯周病は複数の細菌が関与する複合感染です。分かりやすく言うなら、歯肉に億単位の細菌が住み着き悪さをする事が、一番の原因です。二番目の要因として、生活習慣があります。喫煙習慣はもっとも歯周病に悪い生活習慣の一つです。その他、日々の生活の些細な積み重ねが、歯周病の進行を遅くもしますし、早くもします。三番目の要因は生体因子といわれています。人それぞれの持つ要因です。歯並びはここに関係してきます。歯並びが悪いと磨きにくかったり、かみ合わせで無理な力がかかったりします。その他に年齢や糖尿病など色々な要因があります。
矯正治療は歯並びをかえる治療です。かみ合わせを変える事で、歯に適切な力が加わる事や、審美的に改善される他に色々と良い事があります。残念ながら保険診療ではありません。
矯正治療に関しては山本歯科医院では大きく分けて二つに分けています。一つ目は咬合誘導という考え方です。子供が成長する段階で、顎の大きさも成長していきます。成長する時期そして必要な成長の量があります。現在の子供の顎の骨の成長は食生活にも問題があるのですが、顎の成長が十分でない子供が多いです。この時、子供の成長を助けて顎を大きくする矯正方法を、咬合誘導と呼んでいます。方法としましてはブラケットタイプ(歯に付ける矯正用の小さな金属)を主に使う方法と、床タイプ(入れ歯のような床に歯を固定するワイヤーがついている物)を使って行う方法があります。
もう一つの方法として、全顎の矯正方法です。一般的に行っている矯正方法です。この方法で矯正をする場合は、院外から矯正の先生に来ていただき行っています。矯正する場合、小臼歯の抜歯を行った上で矯正をする方法がありますが、山本歯科医院は原則永久歯の抜歯は行わずに行っております。ただし、第3大臼歯、別名親知らずの抜歯は必要だと思っております。矯正の相談に関しては無料ですのでお悩みのある方は気兼ねなくご相談下さい。
美しい笑顔のために色々と出来る事があります。山本歯科医院ではセルコン サテライトシステムを導入しました。その為ジルコニアオールセラミックを手軽な値段でお勧めできるようになりました。
歯を失ったところに人工歯根を入れます。保険治療ではなく全て自費治療になります。山本歯科医院は3iインプラントというインプラントを導入しております。
インプラントは顎の骨に人工の根っこを入れます。その後その根っこの上に歯を作っていきます。取り外すことはなく自分の歯のように食べられます。骨が支えるので入れ歯とは比べものにならないぐらいしっかりかむことが出来ます。
いわゆる入れ歯です。取り外しが出来て、歯の部分と歯肉の部分そして歯が残っている場合は歯に引っかける部分があります。保険の入れ歯ですと、歯に引っかけるところが目立ってしまうこともあります。歯が無い所に入れる物ですが、失った歯だけでなく、歯肉の部分も作るので多くの方は違和感があるとおっしゃいます。出来たら入れ歯にならないよう、歯科医師である私も頑張っています。
根管治療とは、不幸にも歯の神経が駄目になってしまった後、神経のあったところに薬を入れる治療方法です。忘れられがちですが、とても重要で大切な治療です。山本歯科医院ではこの根管治療はかなりきっちり行っていると自負しております。
むし歯とはカリエスの事です。カリエスは歯を失う大きな原因の一つです。カリエスの原因は大きく分けて四つの要因からなります。一番目の要因はカリエスの原因菌であるミュータンス菌です。このミュータンス菌を減らすことがカリエスの予防にもつながります。処置としては歯ブラシに勝る物はないと思っております。二番目の要因は食べ物としての砂糖(ショ糖)です。砂糖の摂取量が増えるとカリエスの発生も増えてきます。そしてもう一つ、少量でも砂糖を摂取する回数が多いとカリエスになりやすくなります。三番目の要因はご自分の歯の状態(歯の質とも言えます)です。持って生まれた要因であり、改善するためにフッ素の使用も有効です。四番目の要因は時間的要因です。食べてから磨かない時間が長ければ長いほどカリエスは進行しやすくなります。
毎日の生活習慣を少し見直していただく事が出来れば、カリエスを作らない事は不可能ではありません。カリエスの早期発見や進行具合は見た目では分かりません。その為山本歯科医院ではKavo社のDIAGNOdent(ダイアグノデント)を治療に取り入れています。ダイアグノデントはレーザー光を使い、カリエスの進行具合を測定する器械です。精度は90%を超える物であり、操作はいたって簡単でレーザー光を当てるだけです。数値として出てきますので、ごく初期のカリエスが進行しているのか、変化無いのか、あるいは黒っぽい色がついているだけでカリエスではないのか判定します。その数値により処置を考えていきます。